「れいわ新撰組の言ってる経済政策はトンデモだ」と言ってる人がいるけど、僕に言わせれば(このタイミングで)消費増税に踏み切ることのほうがよっぽどトンデモだよ。
せめてやるんだったら、デフレ脱却してからにしてくれってカンジ。
この最悪のタイミングで消費増税に踏み切るなんて。
財務省は「民間のことなんかどうなってもいい」と思ってるのかな。
財務官僚はただただ「自分たちの年代で少しでも財政赤字を減らした」というプライドとか実績づくりのためにやろうとしてるとしか思えない。
自己目的化。
決められた目標を達成することだけが人生のすべて。
ほら、エリートくんたちだからさ…
エリートって怖いところがあるよね。
自分が正しいと思ったことは何としても達成しようとする。
それによって誰かが苦しんだり、傷ついたりすることなんかまるで眼中にない。
頭の中にあるのは『達成感』とか『目標遂行』のことだけ。
デフレで困ってるこの時期に消費増税なんかやったら、デフレ脱却なんか夢のまた夢だよね。
「政府の借金どうするんだ?」っていうけど、日本は自国の通貨発行権があるから、デフォルトしないって…
デフォルトとかハイパー・インフレどころか、ぜんぜんインフレにならなくて困ってるくらいなんだから。
借金を返したり、債務残高を減らしたりする場合じゃない。
むしろ、どんどん財政支出をして景気を良くしなきゃ!
オリンピック特需はもう終わるし、残業代も減ってますますお金がなくて困ってる。
最低賃金も上がらない。
そんな状況のなかで増税なんかしたら、ますます景気が悪くなって税収だって落ち込んじゃうよ…
人々がもっと安心してお金を使えるようにしてあげないと。
家を買い、車を買い、外食をして、旅行に行って、服を買って、恋をして、結婚をして、子供を産み育てて…
緊縮財政とか財政黒字化とか言ってる場合じゃない。
今こそ借金を増やすべき時期なんじゃない?
頭のいいエリート財務官僚たちによる「印象操作」によって、すっかり「日本は財政危機におちいってデフォルト寸前」と思い込まされてしまった。
彼らのその手口というか、騙しのテクニックは目を見張るものがあるよ。
政府の借金がいくら減ったって、国民はちっとも幸せになれないんだよね。
下手したら、「国の借金は減りました。で、その結果、国民はみんなで不幸になりました」っていう笑えないブラック・ジョークのような状況になりかねないよ…
れいわ新選組は「最低賃金を1,500円に!」と言っているよね。
しかも、その分の負担を企業側に求めるのではなく、政府で負担しようと言っている。
素晴らしい政策だと思うよ。
大企業と中小零細企業と分けたほうがいいと思うけどね。
「無理やり最低賃金を上げることによって失業が増えていく」という話もあるよね。
その増えた分は政府が負担しますとなぜ言えないのか?
このままでいったら、ただただ中小零細企業が苦しむだけじゃん。
時給が上がるのはいいことだし、900円じゃなくてもっと上げるべきなんだけど、ただ単に「企業の努力でなんとかせい」とやるのは中小零細企業にとって相当な痛手になる。
そんなことはちょっと想像すればわかることだよね。
だから政府がその分を出してあげなきゃ。
せめて中小零細企業だけにでも。
ダメです。今の60~70代の世代は通貨発行の仕組みを分かっていないです。もう少し上の80~90代になると分かっている識者も多いのですが。ケインズを勉強しなくなった世代なのでしょうね。右は新自由主義かぶれの「改革爺さん」、左はマルクス主義かぶれの「清貧爺さん」です。改革爺さんと清貧爺さん。 https://t.co/hDqyzIZYUM
— 池戸万作 (@mansaku_ikedo) September 21, 2019