サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

映画『カメラを止めるな!』を観て思ったこと

 

カメラを止めるな!

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人気爆発で上映劇場が拡大!話題の映画「カメラを止めるな!」の“感染拡大”予告編が公開

 

 

この映画を観て僕は『桐島』と『スーパー8』を思い出したよ。

この3つの作品は共に「ゾンビ映画を作ってる」という設定が同じだよね。

そして映画のテーマも同じだと僕は思っている。

 

それは『カメ止め』のなかに出てくるこのセリフにすべてが集約されてる。

 

 

自分を忘れるくらい夢中になれるものを探している。

 

 

 

そうなんだよね。

自分を忘れるくらい夢中になれるものに没頭してるあいだは、人は自分が抱えて悩みも苦しみも全部忘れることができる。

 

映画好きの人ならこの感覚わかってもらえるはずだよ。

好きな映画に没頭しているあいだは嫌な現実を忘れることができるでしょ?

 

まさにそんな映画への愛がいっぱい詰まった作品だよね。

 

僕がいちばん感動したのはエンドロールが流れるラストだね。

JJ・エイブラムスの『SUPER8』もエンドロールで泣いたよ。

 

なぜあそこに感動があるのか?

それは『モノを作ることに対する真摯な態度とピュアな喜び』があるからだよ。

 

何かに真剣に取り組んでいる人の姿はとても感動的。

日本の映画界はプロダクションの力が強く、役者陣も監督をはじめ作り手側にあれこれモノを言えるらしい。

それでも作り手側は『決して忘れてはいけない最後のプライド』のようなものがあるはずだよね。

 

そんな普通取り上げられることのない制作現場の姿が描かれていたことが感動的だった!

 

巨匠ジョージ・A・ロメロは言うまでもないことなんだけど、フランク・ダラボンの『ウォーキング・デッド』からの影響も随所に感じられた。

僕は『ウォーキング~』にどハマりしたんだけど、いたるところにオマージュが感じられた。

まあ、制作費は100,000倍ぐらい違うんだけどね。

 

この『カメラを止めるな!』というタイトルは絶妙だと思ったよ。

自分の中からどうしようもなく湧き上がってくるものを表現するということ。

 

それが芸術、それが作品。

それは決して『商品』ではないんだ!

クリエーターが会議室に集まって「こんな風にした売れるんじゃね?」といった具合に作ったモノじゃない。

 

僕はこのタイトルからそんな『気概』のようなものを感じたよ。

 

 

僕の好きな映画『いまを生きる』に「なぜ詩を書くのか?」について生徒に語る場面がある。

 

詩を書くのはそれがカッコイイからではない。

ビーチに行って女の子にバイロンの詩を朗読してもモテない。

そこに”情熱”があるからだ! 

情熱こそが僕たちが生きる理由ではないのか?

 

『カメラを止めるな!』という素晴らしい映画を観て、このセリフを思い出した。