サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

世界経済がこんなに低成長なのは、単純にもう『需要』がないからなのではないだろうか・・・?

日本もアメリカも株価だけはやたら高いけど、実体経済はずっと低成長を続けているよね。

それで「新しい産業が・・・」とか「世の中をひっくり返すような新製品が・・・」とかって話になってる。

でも僕は違うんじゃないかなって最近思うようになってきた。

 

もう需要がないんじゃないかなって僕は最近思っているんだ。

 

iPhoneは確かにものすごい製品だよ。

ドローンもすごいのかもしれない。

自動運転車が実用化されれば、きっとものすごいことになるんだろうなとも思う。

 

だけど、それが世界経済に及ぼす影響っていったいどのくらいなんだろう。

 

なるほど、AIやロボット技術は目覚ましい発展を遂げてゆくと思うよ。

だけど、そういった製品や技術による発展って、そんなにすごいインパクトを僕たちに与えてくれるんだろう。

 

誰でも車に乗れるようになった時代

誰でもハワイに旅行に行けるようになった時代

各家庭に冷蔵庫や洗濯機が普及していった時代

 

そういった爆発的な成長に匹敵するような成長を世界経済にもたらしてくれるんだろうか・・・?

 

資本主義はもう行き着くところまで行き着いてしまったんじゃないだろうか。

人々はもう十分豊かになっちゃったんじゃないだろうか。

だから次から次へと新しい製品や新しいサービスが開発されているにもかかわらず、こんなに低成長なんじゃないだろうか・・・

 

金利が低いのはその影響もあるんじゃないかな?

 

低金利なのは日本だけじゃないんだ。

先進国みんな低金利に悩んでいる。

 

そして各国の企業はこんなに低金利なのにもかかわらず、銀行からお金を借りようとしない。

設備投資をしたり、新しいビジネスをはじめようとしたりしない。

それは資本主義というものが行き詰まりを見せはじめていることの現れなんじゃないだろうか・・・

 

僕は最近そんなことを考えています。

 

短期的には中国経済の減速とか、いろいろ言われているよ。

だけど、もっと大きな視点に立って経済全体を見てみたら、単純に『需要がない』ってことが原因なんじゃないだろうか。

 

Amazonやアップルが大きな利益をあげていることは知っているよ。だから彼らが牽引役となって株価を押し上げていることも知っている。

それでも、彼らを持ってしてもこれくらいの成長率なんだよ・・・

 

よく考えたら、普通の人々にとってiPhone7がiPhone8になったからって、別にそれが生活に大きな影響を及ぼすものじゃないもんね。

市場原理主義者たちのいちばんの問題は、『市場こそが正義であり、市場にまかせていればすべてがうまくいく』という考えそのものにあると思ってる。

 

もしもその市場ってやつが今後、発展がのぞめないものになっていったら、この世の中はどうなってゆくのだろう。

それよりも何よりも資本主義は本当に今までのように発展してゆくのだろうか?

 

今のこの低成長は「一時的な停滞」であり、「小休止」に過ぎず、この停滞期間が過ぎれば世の中はまた20世紀のように爆発的な成長を遂げるのだろうか?

本当にそうなのだろうか?

 

冷蔵庫や洗濯機に匹敵する画期的な製品が開発されるのだろうか?

僕はそこの部分に関してはあまり楽観視していないんだ。

 

だから「これからの資本主義の成長に賭ける!」とかって言って、S&P500に連動したインデックス・ファンドに何千万円も突っ込むような真似はしたくないんだ。

「S&P500は過去50年間にわたって9%成長してきた」とかなんとかいくら言われたとしてもね・・・