サカモトハルキのブログ

北海道で5棟74室+月極P24台の大家やってます。2010年12月より法人化(10期目に突入!)。奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す!

映画『ラ・ラ・ランド』を観て思ったこと

 

ラ・ラ・ランド(字幕版)
 
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映画のタイトル『ラ・ラ・ランド』とは”現実から遊離した精神状態”という意味を持つ。

その言葉には夢追い人たちをバカにしたニュアンスが含まれているらしいよ。

 

でも、夢を追いかけている人にとって『夢』とは人生そのもの。

それは「現実」よりも大切にしなければいけないものなんだよね。

 

僕も完全にドリーマー・タイプの人間だから、よくわかるよ。

 

考えてみたら、これって恋と似てるよね。

「恋は盲目」という言葉があるけど、いったん恋に落ちてしまったら、それ以外のことはまったく考えられなくなってしまうよね。

 

なかには、恋におぼれてる人のことを「馬鹿ップル」とかって言ってバカにする人もいるけどさ。

どうなんだろう。

 

夢を追う人のことをバカにして、今度は恋に溺れてる人のことをバカにして・・・・

そうやっていろんな人のことを遠くから嘲笑って生きる人生なんて、クソだと思いません???笑

 

僕は『ラ・ラ・ランド』の二人を笑うことなんて全然できないよ!

 

夢を追いかけることや、誰かと恋に落ちることはそんなにおかしなことなのだろうか。

僕はそんなふうには決して思わないな。

 

なぜなら僕自身もかつては夢追い人であったし、恋におぼれた経験があるからね。

そのおかげで僕は幸せを手に入れることができたところがあるんだ。

 

僕は不動産投資で成功し、素敵な奥さんと出会うことができた。

それは僕が夢を追いかけ、恋におぼれたから手に入れることができたこと。

 

とてもロマンティックで、エキサイティングな経験だったよ。 

そういう経験ができただけでも、僕の人生はとてもラッキーだったと思ってる。

 

たしかに、ある人に言わせればそれは「地に足が着いてない!」ということになるのかもしれない。

僕自身も冷静さを欠いていたこともあったかもしれない。

 

でもさ、それがいったい何だっていうの?

人生は短いんだよ!

 

いのち短し恋せよ少女、だよ!

斜に構えて、クールに生きたって、人生なんてあっという間に終わってしまうんだよ。

 

ビートルズ最大のヒット曲『ヘイ・ジュード』のなかにも素敵な歌詞があるでしょ?

 

クールに振る舞ってるヤツなんか 愚かなだけさ

自分の世界を冷たいものにして いったい何になるっていうんだ?

 

 

 

夢も追いかけず、燃え上がるような恋もせず、ただ毎日会社に行き、給料をもらい、あとは老後を楽しむだけの人生・・・・

そんな人生にいったいどんな意味があるっていうんだ!

 

そんな味気ない人生なんか送りたくない。 

『ラ・ラ・ランド』を観て、僕はそんなことを強く思った。

 

結局のところ二人の恋はうまくいかなかった。

それでも二人は心の奥底で、自分たちが選んだことを後悔していないと思う。

最後の最後に見つめ合う二人の表情を見ればそれはわかるよ。

 

それは「ハッピー・エンドか、バッド・エンドか」というくだらない議論を超越したところにあるもの。

 

「夢のために恋を捨てた」と言う人もいるかもしれない。

でもそれは違うと思う。

 

夢と恋は比べられないもの。

どちらを優先してもいけないと思う。

また、どちらを優先したとしても、『完璧な正解』にはたどり着けないよ。

 

どちらを選んだかということよりも、『その後、幸せになれたのか?』ということの方が大切なんだよね。

 

『ラ・ラ・ランド』を恋愛映画だと思って観ると、肩透かしを食うと思う。

この映画は普通の恋愛映画とはちょっと違うんだ。

 

いちばん重要なことは二人の恋の行方じゃない。

そこに『夢』という問題がからんでくる。

 

ミアは大女優になるという夢を実現させた。

その結果、セバスチャンと別れることになってしまった。

だけど、セバスチャンはそのことを恨んでなんかはいないと思うよ

 

ラストのライアン・ゴズリングのなんとも言えないホッとしたような表情はそれを物語っている。

この感覚は夢追い人でなければわからない感覚かもしれない。

 

もしもミアとセブが夢ではなく、恋の方を選択していたとしたら・・・・それはそれで決して「めでたし、めでたし」とはならなかったと思うよ。

 

 

セブはそのことをよく分かっていた。

だからミアが自分を捨てて夢を実現する道を選んだことを祝福しているんだ。

 

映画のラストの大円団は、その祝福を表現を描いているんだ。

僕はそんなふうに解釈しています。

 

ところで、『ラ・ラ・ランド』の曲はどれもホントに溜め息が出るくらいすばらしいよね。

もちろん「Another Day of Sun」もいいんだけど、いちばん好きなのは「Someone in the Crowd」かな。

メロディがすごくいいよね! 

 

夢を追いかけて、それでもなかなか上手くいかなくて、それでも夢を捨てきれなくて・・・ すごくよく分かるなぁ。

 

La La Land” という言葉にはスターを夢見てLAにやって来た人をからかう意味合いがあるんだけど、僕もずっと「夢見がち」「地に足が着いてない」と言われてきたよ。

 

だから余計にこの映画がグッとくるんだ。

この映画と出会って救われたよ。

 

夢を追いかけることはやっぱり素敵なことだよ!

 

『ラ・ラ・ランド』の主演の二人は当初、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンじゃなかったんだって!

 

デイミアン・チャゼル監督の前作『セッション』で主演をつとめたマイルズ・テラーと、『ハリー・ポッター』のエマ・ワトソンが主演する予定だったとのこと。

 

設定も当初は「サクセスを夢見てロサンゼルスに来たばかりの若者二人」という設定だったらしい。

 

ところがスケジュールの折り合いがつかず、急遽設定を「夢への挫折の経験を持つふたり」に変更して、主人公の年齢を引き上げたんだって!

 

でも結果的にそれで良かったと思う。