サカモトハルキの哲学

北海道で5棟74室+月極P24台を運営している大家です。 2010年12月より法人化(10期目に突入!)奥さんと中2小5男子と猫と自由にのんびり暮らしてま〜す。

映画『万引き家族』を観て思ったこと

映画『万引き家族』を観て大号泣したよ。

 


息子にリフティングを見せる近所の父親。庭先から音だけ聞く花火大会。水着ではなく下着ではいる海。そして救急車…

一つ一つのエピソードの積み重ねがもう…泣いちゃったよ…

これが万引きをして暮らしている家族のけしからん物語だって?
「ふざけるな」と言いたい。 池松壮亮くんをやさしく抱きしめる松岡茉優のところ良かった。
痛みを知ってる人の方が本当に苦しんでる人の気持ちがわかる。

生活保護の人を糾弾し、追い詰める権利があるのか?

いつから日本人はそんな風になってしまった?  これを観て、同じくカンヌのパルム・ドールに輝いた『わたしはダニエル・ブレイク』を思い出した。
どちらも同じことを描いている。

いま、このことをみんなでもう一度考えなければ、人間社会は弱肉強食のとんでもない社会になってゆくと思う。  そして祥太の目を通じてきっちり「罪」も描いてるよね。
決して一方向からのみ描いてるわけじゃない。

そこが是枝監督さすがだなと思った。  最後のシーンがたまらないね。涙
この映画、あの南青山の住民こそ観るべき映画だと思う。 『受け入れる』って言葉がまさにこの映画でいちばん重要な言葉だと思ったよ。
それはますます非寛容が進んでゆく社会に対する是枝監督からのメッセージなのかも…

こういう家族を(あるいは移民とかもひっくるめて)受け入れずに拒絶する社会でいいのか?というね。